オアシスの住人

 847分起床。昼頃から図書館に向かう。17時に図書館が閉まってしまうので、夜は、NTL「ワーニャ」を観に行く。


 駅に向かう途中、本屋で『違国日記』5巻を買った。定価で本を買うことはごく稀だが、人気漫画に関しては古本でも値引き100円程度にしかならないので、最近は定価で購入している。物も増やしたくないし、漫画は売っても二束三文なので、家に置いておきたい作品だけを引越しの際に厳選した。
 『違国日記』は完結しているが、惜しむように1巻ずつ買っている。やっと折り返し。我慢しきれず、電車で読み始める。

 孤独を自覚し、自身の一面としてその領域を守ることで、他人を尊重できる。そのことは私にとっては救いだ。しかし、そうじゃない人も存在している。自身と異なった感情の機微を持つ人であっても、自分の有り様のまま、その人と関わり続けるキャラクターを見ていると、何かを解消しなくても、曖昧なまま進んでいく人間の在り方への豊かさを思う。