2024-01-01から1年間の記事一覧

うたかたな呟き

母との関係の普遍性。母の矛盾を見ることで自分が個人として剥かれる感覚。 薬の終わりがけは、自転車から手が離される瞬間みたい。 焦りの、いなしかた。 追われてもいないのに、追われているような素振りをする日もある。大いにある。 自分がもう一人いる…

19743

日記を開いたら、この数字が出ていた。おそらく何かのパスワードなんだろう。小さな事から大きな事まで日常に飲まれていく。「今ここ」をどう過ごすか、「今ここ」でしかない自分の小ささを受け入れつつ、たまに自由になるような日々。たまに訪れるからこそ…

今日のことは書けない

ずいぶん久しぶりに日記を開いた。それには色々理由があるけど、一番はここを書く前に書かなくちゃいけない物がたくさんあったからだ。出版社のバイトに10社以上落ちた後、色々な人に相談し、ようやく書き物のバイトにありつけた。それで食えるわけでもない…

休日

恩師に誘われて、『どん底』を見に行く。https://t-toen.com/stage/168.html 帰り道、仕事の相談を恩師にする。やれることをやっていく。自力で見つからないのなら、出来るだけ役に立つ仕事を得る為なら、恥や遠慮はいらない。帰り道、恩師と別れて、池袋を…

落ち着いて!さあこの手を取って!

一日中、図書館にいた。微々たる成果だが、以前よりは輪郭がスッキリしてきた書類を見て、少し情緒が安定した。 最近、夜が涼しくなったのは嬉しいが朝7時以降は暑く、目覚めが少々不快。まだ冷房をつけた方がいいのか、日によって、耐えられる暑さの夜、罪…

お馴染みの道

夏休みが終わった。今の勤務先は夏休みが繁忙期なので、平常のスケジュールに安堵している。しばらくぶりに、余白が出来た。 考えることはいろいろあるけど、今日は、自分なりに悪くない日だったんじゃないかと思えた。普段と比べて、特に変わったことはして…

九月

台風は、訪れないまま、豪雨だけを残した。8月の私は、それまでの成果を収穫しているのに、何もしていないようだった。物理的には進んでいるのに、ずっと一歩も踏み出せていないような、長い長い一月だった。 何かの「答え」に辿り着くのはいつなんだろう?…

頑張れない場所

たこ焼きを食べた。とても楽しかった。なぜ母は、自分勝手にすぐイライラしてしまう私を簡単に流してしまえるのだろう?すごく寂しくなってきた。家に帰りたくない。この家でなにも考えずぼーっと生きていたい。なんの目標も持たず、本を読んで、たまに友達…

たこ焼き

明日、下宿先へ帰る。長い帰省は楽しかったけど、疲れた。1日の中で、まとまった時間、一人で集中できないことが辛かった。実家にいると、なんとなくぼうっと考える時間が無くなってしまう。集中力を戻すことに、私はとても時間がかかる。離散した集中力を、…

覚書

・人のせいにしない。 ・自分で選択する。 ・自分で選択した事に責任を持つ。 ・自己肯定を人に求めない。 ・全て十分にやった、もう手札は何もないと思ったら、その作業を終える。まだやれることがある、と思えるなら、続けてもいい。

5日

一人になった。やっぱり、ありたい自分でいるためには、この場所には長く留まれない。何か嫌なことがあった訳ではない。私はこの街が好きだ。家族も友人も好きだ。でもこの家で過ごすと、色々なことを、人のせいにしてしまう。誰の目も気にせず、思う存分や…

考えたこと

実家に帰ってきた。思いの外予定が詰まっていて、ゆっくり考えているようないないようなふわふわとした感覚のまま休暇を過ごしている。 物の書き方を、再構築していかなければならない。意識的に行うことと、これまでの無意識の領域で行なっていたことを、両…

全てが終わって、夏季休暇が始まった。風穴を開けたように、新鮮な空気を吸える。しかし、解放と空白は表裏一体である。その流れを堰き止めるために、少し余白が出来た今、文章を書く。 疲れが溜まっていると、連想的に手を動かすことは出来ても、段落と段落…

一人反省会

恥の感情を受け入れられない。私は、いつも人に評価されたいと思っている。でも、褒めを相手から引き出そうとすることは浅ましいと思っているので、自分の中に少しでもその素振りを発見すると、途端にその場所を立ち去りたくなる。私の機嫌をとらせてしまっ…

明日を迎えに行こう

学期末につき、タスクが増えてきた。毎日、関係のない文章は1000字以上書いているのだから、問題ないと言いたいところだけど、下調べや見通しが必要なんじゃないかと考え始めると、腕が重くなる。 気負わなくてもいいと言い聞かせる。私が何かを放棄する時に…

catch

冷房の風が、規則的に、静かにふいていた。身体が重いので、漢方薬を飲む。アルコールを毎日飲まないのは、その場の酩酊よりも翌日の体調が気にかかる小心者だからだ。7時半に起きる。部屋から出る気が起きない。 午前中には書き物をしようと考えていたが、…

酔っている

月一の通院。毎回、「安定してますね」と言われて5秒で終わる診療。長い待ち時間。確かに薬が貰えればいいんだけど、居心地が悪い。以前の病院は高校生から通っていたので、主治医が変わったことも影響しているのかもしれない。 どこまでもいっても、半端な…

少しずつ

発表が終わった。一つ、気づまりな事が減った。頻繁にはやりたくないけど、有意義だったので、機会を避けないようにしたい。 苦手だと思ってることの中には、過去に嫌だったことも混ざっていて、今の私なら実は出来ることも実はある。だから、嫌だと思いなが…

どちらか

5時45分にアラームが鳴る。今日こそ6時には座った体勢になると決めていた。起き上がることは出来ないが、ひとまず床に降りる(落ちると言った方が適切だ)。硬い床だと、熟睡できないので二度寝を短縮できるのではないかと考えた。床にすぐ埃がたまるので、…

明日は来ている

起きたら、夕方のような空だった。19時頃に眠ってしまい、夜中に目覚めたのかと思ったら時計は午前4時5分を指していた。ここ数日は、夜から朝にかけて涼しくなって嬉しい。 早朝から起きることは、うつらうつらしていても気持ちがいい。洗濯機を回しながら…

さぼり

何かを失敗した時、失敗しそうな時、不安な時、いつも「頭が悪いな」という言葉が頭に浮かぶ。どんな時でも私は私が一番だと思っていたいし、そう思えないような状況に自分を置いてしまうと、緩やかに苦痛だ。 「頭が悪い」と「察しが悪い」という言葉は、隣…

娯楽

友人宅にて起床。アラームを早く仕掛けてしまって、起床早々、軽く叱られる。午後には仕事があったので、喫茶店でモーニングを食べて別れた。いつまで喋っていても、本当に些細な話題で笑い合うような人達。暗い話もなぜか暗く聞こえず、明るい話は本当に馬…

リズム

よく寝る。6時半に起きる。回復。やっと自分の時間が戻ってきた感覚に満たされる。母が一週間ほど来訪しており、諸々の生活リズムが崩れたのが良くなかったのかもしれない。母はとても刺激的でユニークな人が故に、情緒のリズムが早い。 気分屋とも言えるが…

混沌とした虚無

何も特別じゃなくていい。何もしなくていい。自分を前向きにすることにも疲れた。自分を「出来る・分かっている」という状態に持っていくために、身体を動かそうとすることにも疲れた。これは、五月病なのだろうか。 平均以上に物事をしないとつまらない。し…

NTLive『ワーニャ』

ざわざわとした劇場。一人の男が、舞台に出てくる。静まる。これから始まるのは、アンドリュー・スコットの一人芝居「ワーニャ」だ。「ワーニャ」とはもちろん、チェーホフの四代戯曲「ワーニャ叔父さん」である。 観客は、アンドリューが何をするのか興味を…

オアシスの住人

8時47分起床。昼頃から図書館に向かう。17時に図書館が閉まってしまうので、夜は、NTL「ワーニャ」を観に行く。 駅に向かう途中、本屋で『違国日記』5巻を買った。定価で本を買うことはごく稀だが、人気漫画に関しては古本でも値引き100円程度にしかならない…

生活≒炊事

土曜日は、朝10時から仕事をしなければならない。余暇を充実して取ることは難しいスケジュールだ。今日は「生活」を重要視して過ごすと決めた。 お弁当を作り、野菜を買いに行く。しかし、直売所は9時台には空いていなかった為、単なるサイクリングとなる。…

Devenir

「世界を<動詞>として考える」ということ。英語ではbecomeであり、フランス語ではDevenirと言う。それが、「生成変化」と日本語では訳されている単語であるという事は、私にとって興味を惹かれる知識だった。日本語には「動作」の細かなニュアンスを含めた…

速度

あっという間に過ぎた1日だった。 「ワーニャ伯父さん」を読んで、目を覚ます。弁当を作り、授業に出て、図書館にいた。労働を除けば、ほとんど毎日がこのスケジュールで進んでいく。 昼食後、せめて進めることが出来る事からやろうと、やる気なくパソコンに…

ちくわ

今日も弁当を作った。余白を埋めようとするが、野菜を入れるのが難しい。梅干しとプチトマトで間に合わせる。よく、母のお弁当にちくわが入っていた事を思い出す。私はよく文句を言っていたのだが、その後もしょっちゅう登場した。自分で作るようになると理…