明日は来ている

 起きたら、夕方のような空だった。19時頃に眠ってしまい、夜中に目覚めたのかと思ったら時計は午前4時5分を指していた。ここ数日は、夜から朝にかけて涼しくなって嬉しい。
 早朝から起きることは、うつらうつらしていても気持ちがいい。洗濯機を回しながら、ぼんやりと二度寝。弁当を作って、授業の発表資料を作る。今の段階では、軽い思いつきを否定しない。どんどん箇条書きで進めていく。「自分は何もわからない」という妄想は、手を動かすことで払拭していきたい。いや、「何もわからない」と思うこと自体は悪くない。しかし、過度に自分に言い聞かせることは、自分を萎縮させる。
 「誰も見ていない、私しか見ていない、私の好きなようにすればいい」と一人でいる時に考えているだけで、たかが、授業で意見を発すること一つとっても素直でいられるような気がする。